Amazon(アマゾン)販売している人の今一番の話題はこれだ!
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私の会社ではネットで色々な商品を販売しており、販路の一つにAmazonさんがある。
昨日、そのAmazonさんから1通のメールが届いた。
何も悪いことはしていないが、Amazonさんからのメールには、なぜかドキッとするものがある。
私はAmazonからのメールを読みながら、その内容に驚きと少しの不安と疑問を感じた。
メールには聞きなれない言葉が並んでおり、内容が理解できない部分はネットで調べながら理解しようと努力した。
メールに書かれていたことは、PSE法に関係する内容だった。
おそらく、今、Amazon販売の関係者の間で大きな話題となっているのはこれだと思う。
ーAmazonから来たメール、一部抜粋ー
ーー前略ーーー
特定電気用品以外の電気用品(PSE)
1. 電気用品製造事業届出書もしくは電気用品輸入事業届出書の写しこの書類には、経済産業省(METI)の受領印が押印され、型式の区分表が記載されている必要があります。
2. 定格銘板(PSEマークが付されている箇所)の写真(PSEマーク、届出事業者名、定格電圧などが読み取れること)
3. 定格銘板に経済産業省へ届け出た事業者名とは異なる名称(略称)を表示する場合、経済産業省から承認を受けた際の根拠となるもの
4. すべての完成品の自主検査記録
注意: 審査状況によっては、追加で書類提出をお願いする場合があります。あらかじめご了承ください。
注意: なお、上記情報の提出をもって、出品者は提出した情報が真正かつ正確であることを表明し保証したものとみなされます。上記表明保証に違反した場合、出品権限が剥奪される場合がありますので、ご了承ください。
関連法令
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/index.htm
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初めは意味が分からなかったが、簡単にまとめると、こう。
以下に該当する商品の販売を継続して行う場合、必要書類を提出の上、Amazonの審査を受けるようにという内容。
書類提出?
審査?
嫌な感じしかしない。。。
その該当商品というのは、一般的なドライヤーやヘヤアイロン、電気ヒーター、除湿器などを含む、ごくありふれた家電製品になる。
こちらがPSEに関係してくる製品一覧
https://www.pse-info.com/list_341.pdf
https://www.pse-info.com/list_116.pdf
しかし、見てもよく分からん。。。。
世の中には色々な家電製品があるが、一部の製品は安全性を保障するための手続き等が必要になるとのこと。
しかし、これまでは何の問題もなく、販売してきた商品たち、、
一体何が起こっているのか全く分からない。。。
PSEとはなんぞや??
困った私は、
とりあえず手当たり次第にググってみることにした。
PSE関連法について、経済産業省のHPを見るもイマイチ理解できない。。。
色々調べていくうちに、PSEの専門家らしき団体のHPを発見、まずは相談ということでメールをしてみた。
その団体というのは「PSEインフォメーションセンター」というところだ。
https://www.pse-info.com/
ー団体に送ったメールの内容ー
~前略~
Amazonから来たメールの内容が理解できないので、求めれている書類を準備するにはどうすればいいですか?
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まー、こんな内容でmailをしてみた。
すると、しばらくして私のスマホが鳴った!
先ほどの団体からに電話がきた!
「もしもし?」
「PSEインフォメーションセンターです」
そして、その団体の方は丁寧にAmazonさんが求めてらっしゃる書類がどういう書類なのか説明してくれた。
書類その1
1. 電気用品製造事業届出書もしくは電気用品輸入事業届出書の写しこの書類には、経済産業省(METI)の受領印が押印され、型式の区分表が記載されている必要があります。
まずこれについて説明を受けた。
先に断っておくと、私は製造業者ではなく、電気用品の輸入業者でもない。
「電気用品製造事業届出書もしくは電気用品輸入事業届出書」
もし、上記に該当するのであれば、お役所に出さねばならない書類の写しを提出しろとのこと。。。。
もう一度言う。。
私はそんな業者ではない。
全く該当しない。。。
書類その2
2. 定格銘板(PSEマークが付されている箇所)の写真(PSEマーク、届出事業者名、定格電圧などが読み取れること)
そして2つ目は、製品の仕様書のような製品の裏などに貼ってあるシールのことらしい。
必要な届け出をして認められるとPSEマークがもらえ、定格銘板という物に記載して、それを製品に貼りつけるそうで、それを写真に撮って送れとのこと。
ちなみにPSEはこんなマークだ。
これまで気にして自宅の家電を見たことはないが、実際の製品についているのか気になったので確認してみた。
こいつのことか!
たしかについてる「PSE」マーク。
OK!
これについては、写真の準備は簡単だ。
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書類その3
3.定格銘板に経済産業省へ届け出た事業者名とは異なる名称(略称)を表示する場合、経済産業省から承認を受けた際の根拠となるもの
そして3つ目、届け出の名称と今見てもらった定格銘板に記載する名称が異なる場合、その承認を受けた証明を出せとのこと。
私は製造業者ではない。
書類その4
4.すべての完成品の自主検査記録
そして最後の4つ目、自主検査記録。。。。。
これは製造した商品、もしくは輸入した商品の安全性を確かめるために、その証明となる検査を行った内容や記録などを出せとのこと。
何度も言う。
私は製造業者ではない。
ここまでの説明で分かったことは、製造しているわけでもなく、OEMやODM製品を販売しているわけでもない事業者に対して、提出を求めるような書類ではないということだ。
これまでに出てきた内容は、国内電機メーカーなどが自社ですでにクリアしている問題
で小売り業者の問題ではないはず。
最終的なアドバイスとしては、
あなた、
輸入業者と勘違いされていませんか?
ということだった。
上記のような書類は、専門的な知識がないと書類作成すら難しい内容なので、
「PSEインフォメーションセンター」のようなところが、
有料でコンサルティングしているとのことだった。
ちなみに価格は1件あたり5万円~らしい。
とりあえず確認したいことは確認できたので、まずはAmazonさんにメールをすることに。。
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「私のこと、勘違いされてませんか?」
私は、製造業者でも輸入業者でもございません。
専門家へ相談したところ、提出要請のあった書類は小売事業者が準備するような書類でもないようですが、いかがでしょうか?
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すると、Amazonからすかさず返信があった。
Amazonからの返信
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ご担当者様、
平素はAmazon.co.jp をご利用いただき、ありがとうございます。
ご連絡いただき、ありがとうございます。
下記の件につきまして、製造業者と輸入業者を問わず、すべての対象商品は審査を受ける必要がございます。
安全基準について、下記経済産業省の関連ページを参照ください。
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/index.htm
よろしくお願いいたします。
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いやいやいや、
amazonさん、
回答になってないのではありませんか?
製造業者と輸入業者を問わず、すべての対象商品は審査を受ける必要がございます。
だから、
審査を受けた大手メーカーの商品を販売してるって!
色々な担当者がいるのだとは思うけど、こんな返信でいいのだろうか?
まったく腑に落ちない状況だが、もう少しAmazonとやり取りしてみようと思う。
つづく。。。